就農を知る

農業を仕事にする3つの方法

雇用されて農業で働く

 企業として農業生産を行っている「農業法人」などで、従業員として働き、給与をもらう就農スタイルです。「雇用就農」とも呼ばれます。
 法人の規模はさまざまで、家族だけで設立したものから、数百人の従業員を抱える法人まであります。農作業だけではなく加工や商品化の部門を持つ法人もあり、多様な人材が必要とされています。
 就農初期の多額の準備費用は必要なく、一般企業に勤めるサラリーマンと同じように、毎月決まった収入があるのが魅力です。働きながら農業の技術を身につけることができるので、培ったノウハウを生かし、将来独立するケースも珍しくありません。
 また、雇用就農は農業の未経験者が8割以上を占めていることから、一から農業を始める人たちにとって主流の就農スタイルといえます。